礼陣群像劇
鬼の町礼陣とその周辺で繰り広げられる、まったり青春物語。

常田在 (つねたある)
真面目な優等生。教師からの評判はとても良い。
父親だった人が殺人事件の容疑者になったことで人生が一転した。
表面上は物静か。激情は外に出さない。

日暮黒哉 (ひぐらしくろや)
母子家庭で育ったが、母親が殺された。
存在だけ知っていた兄が現れたり、自分で生活費を稼がなければならなかったりと苦労が絶えない。
感情を素直に表に出すのは照れるらしい。

皆倉亜子 (みなくらあこ)
母親がドイツ系のハーフ少女。
根は明るいのだが、嫌がらせをよく受けるので控えめにしている。
大助とは家が向かいの幼馴染。

一力大助 (いちりきだいすけ)
喧嘩っ早いのでよくトラブルに巻き込まれる。
素行が悪いと思われがちだが、情に厚く男子の友人が多い。
亜子とは幼稚園からずっと一緒。

野下流 (のしたりゅう)
人望があり、学校では生徒会長を務めるリーダータイプ。
成績が良いわけではないし、規則をきちんと守ってるわけでもない。
和人とは大親友で名コンビ……と言われているが、本当は違う気持ちを抱いている。

水無月和人 (みなづきかずと)
流のサポート役。みんなの癒し。
穏やかな笑みと優秀な成績、見た目に似合わない竹刀さばきで後輩達から人気がある。
本当は人一倍寂しがりだったりもする。

野下桜 (のしたさくら)
流の妹。幼稚園から大学までずっと女子校。
親に従い、何の不足もなく真面目に成長してきた。
亜子と仲良し。すごく仲良し。

光井雪 (みついゆき)
桜の後輩で、黒哉の彼女らしきポジション。
病気がちでよく入院する。
その分読書量が半端じゃない。そしてよく内容を覚えている。

進道海 (しんどうかい)
黒哉とは同級生で、剣道部でも一緒。
連と仲がよく、黒哉とは顔を合わせれば喧嘩ばかりする……ほど仲が良い。
礼陣の剣道場「心道館」の一人息子。

葛木莉那 (かつらぎりな)
黒哉とは同級生。
三人姉妹の長女でしっかりもの。さらに明朗快活な、礼陣で評判の美少女。
生徒会室に出入りしていた在が気になっていた。

森谷連 (もりやれん)
黒哉とは同級生。
至極冷静に物事を判断する、弓道少年。
しかし黒哉と海の喧嘩だけはどうにもならないので、とりあえず見守ることにしている。

里隆良(さとたかよし)
海と同級生であり、小学校からの付き合い。
軽いノリで周囲を元気づける、いうなればムードメーカー。
野球に全力投球している。

一力恵 (いちりきけい)
大助の兄。弟をとても可愛がっている。
両親の死後は一家の大黒柱として頑張っている。
一応高給取り。恋人もいるが大助が独り立ちするまでは結婚しないと決めている。

一力愛 (いちりきあい)
大助の姉。弟をとても可愛がっている。
両親の死後は家事全般を請け負っている。
礼陣神社の巫女でもあり、鬼と関わる能力が特に強い。

塚居凪 (つかいなぎ)
亜子の大学に入ってからの友人。
ネギと呼ばれている。
豪快な女子。

根代八子(ねしろやつこ)
礼陣神社を管理する一家、根代家の一人娘。
元気で明るく、優しい鬼の子。
剣道場心道館の門下生で、かなりの実力者。

志野原結衣香
八子の親友で、おっとりしている。
飛鳥は兄。お兄ちゃん大好き。
行動力は八子から伝染したと思われる。

吉崎雄人
八子とは友達であり、道場の仲間。
男子のリーダー的存在だが、威張ってはいない。
先輩である海に憧れている。

宮川紗智(みやかわさち)
八子の同級生。
おとなしいが、心の内に秘めているものがいろいろ。
雄人に思いを寄せている。

志野原飛鳥(しのはらあすか)
春たちの同級生であり、新の友人。
高校に入ってから弓道を始める。
結衣香の兄であり、妹を溺愛している。

遠山秋公(とおやまあきみ)
八子の従兄であり、春たちの同級生。
高校受験に失敗して礼陣にやってきた。
新天地での暮らしは割と気に入っている。

平野頼子(ひらのよりこ)
礼陣高校社会科教諭であり、礼陣歴史愛好会顧問。
礼陣の歴史や文化にとりつかれ、大学時代から研究をしている。
一力恵の婚約者でもある。


和人大学生編
水無月和人の友人達

武池直 (たけちなお)
和人の大学での友人。
冷めてたりちょっと歪んでたりする。
何故か和人を気に入っている。

茶木基頼 (ちゃきもとより)
和人の大学での友人。
飲み会と女の子が好きだけど、下心はあんまりない。
よく朋とあほな会話をしている。

宮澤春観 (みやざわはるみ)
和人の大学での友人。
クールで知的な、ロングヘアの美人。
和人を想うが、それを恋だとは思いたくない。

廿日朋 (はつかとも)
和人の大学での友人。
いつも元気な今時の女の子。
姉が精神を病んでいて、そういう理解が多少ある。

木原麻子 (きはらあさこ)
和人らが所属する研究室で、教授の助手をしている。
霊感が強いと噂されていて、実際雰囲気のある不思議な女性。
死についての民俗学研究をしている。


にごらずお願いします。
礼陣の中学生の恋とか友情とか

須藤春 (すとうはる)
職人の祖父を持つ、背の低い子。
見た目に似合わず結構力持ち。
名前を読み間違えられると怒る。

入江新 (いりえあらた)
厳しい家庭に生れ育ったわりに、見た目がチャラい。
弓道を頑張っていて、連は憧れの先輩。
春のことが好きだが、彼女が絡むと若干ヘタレる。

加藤詩絵 (かとうしえ)
人気のパン屋の娘。弟がいるせいか面倒見がよい。
スポーツは万能だが勉強(特に数学)が苦手な典型的運動系。
千花と春は大切な親友。

園邑千花 (そのむらちか)
おっとり系。詩絵と仲良し。
莉那とは幼い頃からの付き合いで、姉のように思っている。
歌と踊りが好き。


からっぽな人たち
門市在住の高校生たち

稲田空子(いなだそらこ)
人のいうことに付き従うばかりの子。
自分の考えがないことから「からこ」と呼ばれる。

紺堂梧(こんどうあおぎり)
自分の考えこそが正しいと信じて疑わない。
空子を自分の思い通りにしようとしている。

玉川梓(たまかわあずさ)
わがままで自分勝手な言動の多い子。
誰かと一緒にいないと満足できない。

新見実(にいみみのる)
自称人間嫌いのひきこもり。
空子のことは気に入っている。

浦家太郎(うらやたろう)
薀蓄ばかりはあるゲームオタク。
ゲームの中での最強の自分が好き。

島崎佳純(しまざきかすみ)
自分を過大評価し、人に優しいと思われるのが大好き。
妄想ばかりを膨らませている。





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